シェア space IGUSA の理念

”シェアスペース” = スペースの共有 + 作業、役割の分担 + そこで暮らす人の 思いの分かち合い と定義します この内 

 ”思いの分かち合い”  とは

抱えている病苦、依存、ジェンダー等の悩みを克服しようと日々闘っている人が 自分だけで抱え込まずに オープンに打ち明け その思いを共有、共感、分かち合えること  それができるスペースこそが シェアスペース と捉えます~ ”無言の共有” いいえ 言葉で 行動で 実践するのです

築45年だからこそ・・・

この家は 管理人オーナーFUJIKURAの生誕地で20過ぎのころにできました だいぶ年季の入った家になってきましたが それでも外から帰ってくると なにやら落ち着きます 生まれ育ったところだからということは勿論ありますが まちの大工さんがつくった木造家屋が年月とともに風合いもでてきたように感じています 建て替えも視野に入る築年数ですが 新しいだけでは決して求められないスペースをシェアすることに思い至りました

住空間をシェアするためには 住人間は相互不干渉のスタンスもある意味求められます でもその根底に 互いの気遣いと思いやりがあってこそ成り立つ(不干渉≠無関心)ものと考えます そんな同一の生活空間で生じるコミュニケーションや空気感こそに 求められる大事にしたいシェアスペースの理念があるべきだと思います シェア share : 空間 スペースの共有それ 以上にそこで暮らす人の思いの分かち合い こそなによりも 尊重されるべきだと考えます 

しかし 無言の分かち合いは非常に難しいことです より多くの言葉や行動で実践するために 役割の分担(”ワークシェア”)が有効だと考えます 同じ屋根の下で生活する以上 共用スペースの清掃等を他人まかせではなく自分たちで実行することが共同生活~シェアスペースでの思いの分かち合いを実践する近道になるのではないかと思っています 食事の用意(買い物~料理~片付け)については各自の時間の許す範囲での自主性に任せることとしますが 食事も清掃と並んで共同生活上の必須事項であり 自主的・協力的に取り組むことが有効だと考えます

年齢やジェンダーにかかわらず現状にさまざまな課題、悩み、不安を抱えて日々闘っている人は決して少なくないと考えます そのうち例えば直面している症例ごとに病院や施設あるいはサークル等で対処されている方もあるかと思います しかしそういった状況を自分だけで閉じこまらずに 日常生活の中で生き生きと活動することがなにより必要かと考えます 各々の症例は異なってもオープンに打ち明けあい互いに認め合い尊重していく そして決して自他ともに卑下せずに 分かち合うことのできる空間 シェアしていくスペースこそ目指していく理想の空間です メンバーが変わってもそのスタンスは大事に維持したい  それをより具現化するために不定期に”コミュニティミーティング”を開催し住人(および外部者も参加)相互の意思疎通の場とすることを予定しています 

 以上オーナー管理人を含む住人各自の心得として共有するものとします

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